飲み会って断りにくいなぁ・・
会社員である以上は、必ず行われる飲み会。仕事後の時間はおろか・・自腹を切らされて参加。面倒な上司と飲むなんて、今の20代の若者には面倒なイベントですよね。
僕は30代ですが、20代の頃は「飲み会なんか糞!」と思いながらイヤイヤ参加してきました。特に断るのが苦手で、変に理由を作ってもバレそうで出来なかったんです。
しかし、断るのが苦手な人は、わざわざ断りにくい理由ばかりを使うからいつまでも参加し続けるということに気づかなければいけません。
飲み会に行かないためには、理由が必要です。この理由を上手くコントロールできれば、9割の人は涼し気な顔で、参加拒否ができるようになります。
- そろそろ飲み会を断ろうと思っている
- 飲み会は参加しても意味がない
このように考える方が、さっさと飲み会の断りを入れられるよう、読んだ方の9割に効果が出るテクニックを解説していきます。
飲み会を断る際に角が立つ「不参加の理由」
上手く断っているつもりが、気がつくとなんだか微妙な空気になって困っているという方は多いはず。それもそのはず、断ると理由によっては角が立つことも多く存在するからです。
僕もネットなどで調べていて、「いや~それを断る理由にしたらアカンやろ」という内容はちらほら見かけます。嘘も方便といいますが、不参加の理由がおかしくないか再チェックしてください。
飲み会の告知から断りまでの期間が長い
よっぽどの会社でなければ、今どきの飲み会は突発的に行われるものではありません。そのため、事前に飲み会が告知されたら、断るつもりならなるべく早く断りましょう。
地味に多いのですが、「すぐに断ったら飲み会が嫌なんだなと思われそうだ」と考えている人。確かに、すぐに「行かない」と伝えるのは心的なハードルがあります。
しかし、みんな馬鹿じゃないんですよ。即断ろうが、あとから断ろうが「あ~・・嫌なんだな」という空気は察しています。
そのため、どうせ断るなら告知されてもすぐに断るべき。告知から数日立つと、もうみんな行く前提で話が進んでますし、不参加表明を出す人が出たりすると、続けて断りにくくなっていたり。
飲み会の不参加表明は、なるべく早いほうが実は有利なのです。
アルコールが苦手な人として断る
「自分、アルコールが苦手なんで・・」
お酒が苦手という理由で、飲み会を避けている方もいますが、理由になっているようでなっていません。確かに飲み放題で参加すると、お酒を飲まない人は損なので断ってもおかしくないように見えます。
しかし、飲み会の本質的なところでは、社員同士の交流がメインになるんですね。そのため、「お酒が飲めないならソフトドリンクでいいじゃない」と周りは思います。
それにもかかわらず、お酒が飲めないことを不参加の理由にしていると、「遠回しにお前らとは飲みたくない」と言っている嫌味に受け取られることも・・。
「別にお酒を強要しているわけではない。あなたと一緒にワイワイ交流したい」と言ってくる人に、どう対処するかが問われているのが飲み会です。
僕も20代前半くらいは、「お酒が飲めないので」と雑な断り方をしていましたが(汗)今にして思えば、普通に断ったほうがよかったなと思うばかりで反省ですよ。
病院に行く予定や人との約束がある
病院に行かなければいけないとか、人と会う約束があるというのも微妙です。病院なら年中空いているので、よっぽど急に状態が悪くなると言った話でなければ変更できるはず。
人と会う約束も同じで、「会社の人間づきあいよりも優先しなければいけないのか!」と受け取られる可能性が高いです。
あくまで本業として会社に帰属している以上は、人付き合いもある種の仕事要素があります。「他を優先する」というニュアンスにつながるので、予定や約束を理由にしないほうが無難。
僕の失敗例ですが、「その日は予定があって」というと、今度は会社側から「それは申し訳ないので変更するね」と飲み会の日程を変えられたことがありました(笑)
下手な予定や約束は、巡り巡って首を絞めかねないのでご注意を。
飲み会に行きたくない9割の人に効果的な「断りの理由」
では断りの理由として、使いやすいものをお伝えします。9割の人が使っても問題ない理由になるので、参考にしてみてください。
お金を使いすぎていて余裕がない
「お金に関して余裕がない」は誰でも使える理由になります。「飲み会費も払えないくらいなの!?」と疑われるかもしれませんが、参加している飲み会費って安くはないですよね。
最低でも3000~5000円くらいは必要なので、今月がガチで厳しいという人や、ローンを組んでいる人には少しでも抑えたい出費です。2次会とか鬼ですからw
ただ、毎回のように断るのは難しいので、普段からお金に余裕がないフリはしておくべきです。
「今月やばいんですよね・・」みたいな話を、伏線として飲み会シーズンに張っておくと使いやすさが増します。
お金に困ってしまう使い方をする方は一定数いるので、ここぞという時に使えば9割の人は普通に飲み会スルーできるはずです。
体調不良を事前に匂わせておく
体調不良は鉄板です。何を隠そう、20代のころの僕がやっていた常套手段(苦笑)もちろん、条件を揃えてから当日キャンセルする方向で進めます。
手順は3段階。
- 飲み会の告知後は、嬉しそうに参加表明(重要)
- 飲み会前日に体調不良を訴える(できるなら早退)
- 当日は出社するも「体調回復を優先したい」とキャンセル
この流れを取ると、「せっかくだけど残念」という空気でさっさとリタイアすることができます。しかも、前日に早退しておけばプラスで休憩になるという(笑)
都合よく毎回のように・・という使い方は出来ませんが、どうしても行きたくないんだよ!という飲み会があるならしっかり使うべきです。
飲み会の回数が多すぎて断るのが面倒な人の最終手段
9割回避できる方法はお伝えしたとおりですが、毎回確実に不参加となるとハードルはかなり高いです。そのため、毎回断るのが面倒な人のための最終手段も解説しておきます。
飲み会はコミュニケーションも含めた業務と割り切る
僕も人材紹介の仕事をしつつ思うのですが、飲み会もある種の業務であるという考えを持っています。そこには、コミュニケーションや親睦を深めるのも仕事という感覚ですね。
もちろん、参加したくない方や、職場から出るとプライベートと判断する人がいるのも事実。(僕も20代は飲み会は時間外労働だと思ってましたから)
そこで飲み会を、面白い情報を聞き出す場に使うとか、徹底して飲み会の世話係に回るほうが、かえって職場での評価が上がりやすくなります。
業務と割り切るのは、最終手段ですけどね。プライベート脳から仕事脳に切り替えている人は、ある意味で楽になります。
そもそも「参加しないキャラ」のカテゴリーに入る
いつも参加しているから、いまさら断れず悩むというのも問題にあります。僕の今の職場の先輩に、「飲み会には絶対に参加しない」と決めている人がいるんですね。
「飲み会があっても誘われない地位(?)」にまで上り詰めた方で、本当に誘ってもふつうに断るんですよ。「今回もパスでお願いします」みたいな返しは秀逸w
しかし、そんな先輩が周りに嫌われているかというとそうでもなくて。スパッと飲み会は参加しない主義を貫いているので、多少は変に思われても誘われないキャラになれるのです。
毎回のように参加に悩む人は、この「変に思われるのが怖い」という気持ちがあるからなんですよ。
みんなイヤイヤ参加しているものを、自分だけ断るならそれなりのリスクは負わなければいけないという見本。リスクを取り、参加しないキャラを掴み取るのも手段です。
不参加で関係が悪くなるなら転職する
仮に、飲み会を断ったことで関係が悪くなるようなら、転職したほうがいいケースもあります。飲み会に対する価値観を大事にする社風が、あなたには合っていないからなんですね。
転職エージェントなどで質問すれば、飲み会がどれくらいの頻度で行われている会社なのかは教えてもらえます。
僕もですが、人材紹介の会社と企業さんの付き合いで飲み会もやっていたりするので。情報としても普通にだしてもらえるのです。
こういう時に、実際に年にどれくらい飲み会をやっているのかわかると企業選びの判断材料になりますよね。僕ら人材紹介のスタッフが、人柱になって偵察しているので無駄にしないよう役立ててください(苦笑)
まとめ 体調不良を理由にしつつ、なるべく飲み会に参加しないキャラ化を
手っ取り早く飲み会を避けるには、体調不良を理由にすることです。
僕の作戦は、少し手間もかかりますがそれでも事前に調子が悪いと伝えることがミソなのです。当日になって体調不良が・・と言っても嘘くさいですからね。
用意周到に体調を壊しておけば、正当な理由として問題ありません。むしろ、体調不良で参加しなかったことで不穏になる会社なんて、ブラック企業ですからw
それではまとめておきます。
【短期的に断る方法】
- お金がない(金銭的な理由)
- 調子が悪い(体調不良)
【長期的に断る方法】
- 断るキャラの定着化
- 飲み会の少ない会社に転職
断るというのは、タフなメンタルが求められるところです。仕事にプライベートに、断りたいところは気持ちで強く押せるよう頑張ってください。