就職できる自信がないのに、就活をしなければいけない・・・
フリーター状態が続くと、就職に対して自信がなくなりますよね。僕も24歳当時、正社員に向け本腰を入れようとした矢先、自信がないことから不安に襲われていました。
主に感じた不安は
- 正社員の壁が、とてつもなく高く感じる
- 就職しても、正社員でやっていく自信なんてない
こんな気持ちになるため、僕を含めたフリーターの方たちの多くは、どれだけ就職する気があっても、自信は持ちにくいと考えておいた方がいいのです。
しかし、ここで諦めてはいけません。
なぜなら自信のないフリーターほど、逆に就職を決めてしまうと、いとも簡単に自信がつく可能性が高いから。そのためには、なるべく若い20代の間に就職する必要があります。
ここでは、フリーターをやっていて、自信を失っている方に、僕の実体験を交えた「就職と自信のつけ方」について解説していきます。
フリーターが就職に自信を持てない理由【自信喪失の問題点】
就職に自信が持てないフリーターの方は、「なぜ自分は自信を持てないのか」について、理由を考えたことはあるでしょうか?
おそらく、自信が持てないことを考えて不安になっても、そこで立ち止まって理由までは辿りつけていないのではないかと思います。
そのため、ここでは自信が持てなくなる理由に気づいてもらうため、気をつけて欲しいことをまとめました。自信喪失の原因を把握すると、対処もしやすくなると言えます。
責任のない仕事や、スキルが身につかない業務を繰り返す
フリーターの方には申し訳ないのですが、自信がないのは必然的な状態にあると言えます。なぜなら、フリーターの働き方は自信をつけるには不向きだからです。
例えば、仕事の責任ひとつ取っても、非正規の立場上、重要なことを任されることは少ないですよね。逆に自信を持って堂々と働ける人は、よっぽど目標を持つなど意欲的な人くらいです。
仕事のレベルも、正社員と違いスキルが身につきにくい業務を繰り返しているだけではありませんか?これはフリーター当時の僕も実感していますが、この環境にいると自信は生まれにくいのです。
正社員の人が堂々としているのも、ある意味ではこういった毎日をこなすから自信があるように見えるだけとも言えます。
自信がないことに悩んでいるなら、このフリーター生活を脱出することを考える必要があります。フリーターという立場にいるだけで、自信を持つ方がムリゲーな意味をご理解いただけるはず。
正社員への誤解があると恐怖心だけが働く
フリーターとして働いていると、正社員との立場を比較してしまうことがよくあります。自信がないフリーターには、正社員は自信たっぷりに見えてしまいますよね。
しかし、これは完全な誤解。正社員に自信があるように見えているのは、一種の憧れがあなたの心の中にあることに気づいて下さい。
フリーターをやっていると、正社員は一つの目標となりますが、気をつけていないと正社員を「偉大なる存在」のように思い始めるんですね。
心当たりのある方もいると思いますが、正社員の人は無条件に優れた人材に見えてしまうことが、20代くらいだと多々あります。それは立場が違うからすごく見えるだけです。
正社員を過剰に「すごい」とか、「自分にはなれない」と思うのは恐怖心を招くだけ。正社員もただの人なので、誤った見方をすると恐怖心だけが先行すると覚えておくべきです。
自信が「後付けされるものである」と知らない
就職に自信が持てないというフリーターの方は、自信をどこか勘違いしている節があります。というも、就職前の段階でバリバリに自信を持っていることを前提にし過ぎているからです。
自信というのは、基本的に後付けされるものだと知っておく必要があります。例えば野球をしたことがない人が、やる前からホームランを打てると言い出したらどう思いますか?
多くの人は、自信過剰で無知な人だと思うはず。本当に欲しい自信とはかけ離れていると感じるでしょう。
それが就職にも言えることなんですね。これは僕自身も、20代の頃は間違って解釈していました。
自信とは、何ごとにも後付けされるものです。就職するまでは不安と恐怖心でいっぱいだけど、就職すると意外とそうでもないと気づきます。
フリーターを始める前だって同じ気持ちだったはず。最初は心配したバイトだけど、やってみると意外と慣れた記憶がありますよね。その延長に、今度は正社員を目指すだけの話です。
自信をつけるなら、なるべく若い方(20代)がいい理由
就職に自信がなくても、後から自信はついてくると言いました。ただし、それでも一つだけ忘れてはいけないことがあります。
それは、自信を付けるのであれば、なるべく若い方がいいことです。「できれば20代の間に就職して自信をつけることが望ましい」という理由を解説しておきます。
若くして自信をつけた方が人生の楽しみが広がる
若さゆえに経験不足から自信がない人もいる反面、若さがあるがゆえに勢いがつくと、乗っかりやすい側面があります。
これは僕が考えるに、若さは吸収力に繋がるからだと思っています。例えば、何でもいいので10代の頃に、人より優れたことで天狗になったことはないでしょうか?
勉強で一教科だけでも点数が良かったり、何らかのスポーツが得意だったり。ゲームなどに詳しいでもいいです。こういう経験をした時、やたら「俺つええ」という状態になったはず。
これは20代にもなっても同じで、就職できるだけで、何だかすごくなった気がするわけです。想像してみると分かりますが、フリーターから正社員になると気分も大きくなるんですね。
せっかく若いのですから、この若さは味方にすべきです。若い時につけた自信は、そのまま生活にも反映され、人生も楽しくなる。どうせなら、就職して堂々と20代を謳歌すべきと言えます。
卑屈な考え方は習慣化すると抜け出しにくい
自信を持てない人は、卑屈な考え方をする習慣が染みついていることもあります。どうせ自分なんか・・と思ったりすることもフリーター時代の僕にはありました。
しかし、今にして思えば卑屈になる必要など一切なかったはずなんですね。時代の流れで、非正規雇用者が増えていることは知られている通りです。(3人に1人と言われてます)
さらに30代になると、逆に正社員に悩んでいるどころではなく、正社員で働くことが当たり前の現状に晒されます。卑屈な考え方が習慣化していると、仮に歳を重ねて就職した時でも、どうなるか分かりません。
若ければ、それだけでポジティブに吸収できたものが、歳を重ねただけで「この歳になるまで正社員になれなかった」と受け止めないとも言い切れないですよね。
思考は習慣になると言われますが、まさにその通り。若い間に就職しておけば、早い段階で成功体験を得られるため、自信を持ちたい人ほど有利になると言えます。
参考文献(厚生労働省「非正規雇用」の現状と課題)
就職への自信であれば30日でつけることも可能
ちなみに、就職に自信がないというフリーター向けにお話していますが、若ければ今から最短で30日以内で自信をつけることも可能です。
述べてきたように、自信があろうとなかろうと、就職してしまえば状況は変わるわけです。そこから精神的に何も変化が起こらないと、断言する方が難しいと言えます。
特に若い世代のあなたが、もし今から全力で就活して30日以内に就職を決めたら、それこそ自信になると思いませんか?
現実的に1ヵ月以内という話なら、就職までの時間は余裕で作れるわけです。1週間とかなら厳しいかもしれませんが(汗)
そういった意味で考えても、20代といった若い世代の人ほど、ワンチャンスがいくらでも用意されています。歳を重ねていないからこそ、30日で自信がつく可能性を持っているのです。
フリーターが今から実践できる、就職のための自信を持つ方法
今まさに、ここを読んでいる方なら、自信が欲しいはずです。「自信をつけるためなら、なんだってやる!」という意気込みを持っている方もいますよね。
そういった方のために、フリーターの方でも今からできる就活における自信を持つ方法を解説しておきます。僕もフリーターの当時に、やっていたことなので参考にして下さい。
経験が自信となるよう、小さなことを積み上げる習慣を持つ
僕は就職に向けて自信を持つために、小さなことを積み上げる習慣を作っていました。ただでさえフリーター状態で自信がないわけですから、できることはチャレンジしてみるという姿勢ですね。
バイト先での仕事も、いつもなら嫌で避けていたことも、率先してやるようになっていました。バイト先で経験を積めば、経歴としては弱くても、面接で語れる話に重みが出るからです。
就活も同時に始めたのですが、履歴書を丁寧に書いてみたり、相談しにくいかなと思うような話も人に聞くようにしました。(プライドを捨てるのも小さな勇気が要りますからね)
こういったことは、とても小さいことなので、多くの人は過小評価して真面目にやろうとしません。ただ、僕はこういう小さなことを繰り返したので、就職後ではありますが自信になっていました。
特に就活では、地道なことですが、コツコツと求人登録したり、応募したりしていたわけです。それで25歳の時に正社員になれたので、結果が伴って気持ち的に自信が湧いてきたのを覚えています。
今はどうにもならないと思っているかもしれませんが、このような積み重ねはバカにできないものだと心得ておくといいですよ。
とりあえずやってダメだったら辞めていいと考える
僕が24歳から25歳くらいで正社員を目指した時、覚悟したのは「とりあえず」の心でした。就職は怖いので、もし入社して通用しなかったら・・と不安になるんですよね。
でも、入社後のことまで考えても、正直なところどうなるか分かりません。もちろん、求人アドバイザーさんなどに、就職先の情報を聞いていたので、入念なリサーチをしているので大丈夫なのですが。
こういう考えになる場合は、「とりあえずやって、ダメなら辞めればいいや」くらいの気持ちになることが大事です。
嫌なら辞めるとか逃げると言う考えを、良く思わない人もいるのですが、最悪のケースからの脱出をイメージできていれば、怖い物がなくなります。
怖い物がなくなると、その先にあるのは、行動する自信なんですよね。何でも真面目に向き合うより、軽い逃げ道を自分の中で用意すると、不思議と自信もつきやすくなると言えます。
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「得意なこと」や「強み」くらいは言えるようになる
就職に対して自信が持てないことは仕方がないことです。いくら自信は後からついてくると言われても、今現在ないことに困っているのだから仕方がない。
ですが、自信がないことを言い訳に、何もしなくていいという話ではありません。例えば自信はなくとも、せめて自分の中で「得意なこと」や「強み」となる物くらいは言える方がいいです。
得意なこと、強みというは、誰にも真似できないレベルの物でなくても大丈夫です。就職活動に使えるかどうかで考えればいいので、ちょっとだけ得意かな?くらいの感覚の物を探してください。
自信がない人は、自己評価が低めなのも気になるところです。そのため、せめて自己分析くらいはやってみるのもいいでしょう。
例えば、リクナビなどはグッドポイント診断(登録必須)
という自己診断ツールが存在します。「自信はないけど、何か1つくらいは強みが知りたい」という動機でやってみると、データ分析で見つかります。
履歴書に書くこともできる内容が結果に出てくる優秀なツールなので、参考程度に興味があるようならチャレンジしてみるといいですよ。
人から励まされながら就活をしてみる
就職に自信がない人は、就活の手段も少し変えてみることを提案しておきます。就職に自信がない人は、高確率で孤独に戦われてることが多いんですね。
これはフリーターをしていることも影響していますが、中途採用を目指すため、仲間や情報がないまま動いてしまうことも原因にあります。
しかし、一人だと上手く行かなかった時に、原因調査はできませんし、より落ち込んで自信を失いがち・・。
そのため、僕も利用したのですが、人から励ましを受けながら就活することを考えた方が良いです。求人アドバイザーなどは、就活のアシストはもちろん、メンタル面もフォローしてくれます。
何より、フリーターという立場でも就活を応援してくれる最高のイエスマンになるわけです。何か困ったことがあっても、策を練ってアドバイスしてくれ励みになることは間違いありません。
就活の中で困った時に、「大丈夫ですよ」とか「心配ないですからね」と、言ってもらえると思っている以上に安心します。孤独だな・・就活は一人で辛いなと思ったら、相談して励まされるのも立派な対策です。
求人アドバイザーを頼ると自信がなくても就職しやすい理由3つ
ここまで読んでみて、自分でできることを見つけられた方は、そのまま突き進むといいです。僕のアドバイスが上手く届いたようで、これで安心してお見送りできます(笑)
しかし、まだ自信がないことに不安を抱かれている方には、求人アドバイザーの利用を提案しておきたいと思います。
なぜ求人アドバイザーなのかについて解説させていただきます。
就活の悩みに困っても、ケース別に対応してくれる
求人アドバイザーでなければいけない理由としては、就活に対する専門家が相手をしてくれるからです。
親兄弟や友人に、就活への自信のなさを伝えても、もらえるアドバイスとしては役に立ちにくいですよね。最悪の場合は、「しゃきっとしろ!」みたいな理解なき言葉にムカムカするだけになったりします。
その点で、求人アドバイザーは、あくまで就職に導いてこそ存在価値を発揮するので無駄がありません。
フリーターで自信がなかろうと、上手い具合にナビゲートして就職までアシストしてくれます。
就活の悩みはケースバイケースですが、この点で専門家ならではの視点で、どんな問題も「よくあること」として解決手段を見出してくれる心強さがあります。
自信のなさで悩んで就活に支障が出ているなら、せめて専門の相談員をつけるつもりで話はしておくべきです。
入社後の相談も受け付けているので頼れる
就職に自信がないのは、就活はもちろん、入社後の不安も強く背負っていることが影響しています。もし上司や同僚が、パワハラ気質だったら・・と考えたりしますよね。
この点でも求人アドバイザーのいる就活サイトを利用しておくと、入社後のフォローも同時に受けられるので便利です。
よく、就職はできたけど入ってみたら色々問題ある職場だった・・などを聞きますよね。その点で、アドバイザーがいてくれると、問題解決に動いてくれます。
最悪のケースとして、嫌になったら代行で辞めることを伝えてもらえるなどメリットが大きいです。こういった点で、求人アドバイザーがいると自信がない人も有利に動けます。
自信のない人でも就職成功の秘訣が見つかる
また求人アドバイザーがいてくれることで、応募する会社での就職成功率が上がりやすくなるのも魅力にあります。
通常、応募予定の企業先がどういう人材を評価するのかまでは分からないですよね。その点で、企業の担当者とも繋がりのある求人アドバイザーと話をしておくと役に立ちます。
- どんな人材を求めているのか
- 面接ではどういった質問をされやすいのか
- 過去に採用された人が就職できた理由
細かくなりますが、こういう話を普通に聞かせてもらえます。僕も求人アドバイザーさんに相談に乗ってもらっていた際には聞いていました。
「自信がないから就職できない」は思い込みで、意外とこういった就職成功への秘訣が知れるかどうかが重要です。自信云々より、相談して判断してからでも遅くはないのです。
まとめ 就職は自信がなくてもできる。※ただし若い時に動くべき
正社員として働くことは、自信のないフリーターから見ると大きなことに思えます。しかし、その思いの裏には、自信がなくなる行動を取ったり、対策していないことも影響している可能性は高いです。
フリーターとして働いていると、自信を持ちにくいのは当たり前。むしろ問題なのは、自信がないことを理由に、フリーターを継続している現実ではないでしょうか。
「自信なんか、すぐにつくよ」と言えば、それは嘘になるので僕も言いません。ただ、述べてきたように自信がつく方向に向かうことは平等に誰でも選べる道です。
その際に、もし自力で就活することを怖いと思うなら、サポート役として求人アドバイザーを活用するのは可能性を広げる意味で有効です。
- 自信はないけど、就職してみたい
- 今は無理でも、正社員として自信を持って生きて行きたい
こういった思いが心の中に、カケラでもあるなら大事にすべきです。特に若い人ほど、行動すれば結果はついてきます。
最初から自信がある人はいませんが、自信を持てる人は過去にしっかり動いている事実がある。
その中で、求人アドバイザーを頼ることを、手っ取り早い対策の一つとして提案させていただきました。参考にして頂ければ幸いです。