就職先について親が反対してくるのでウザい・・
けっこうあるんですよね。20歳も超えて成人しているのに、親が就職に対して口を出してくるケース。過干渉というか、毒親と言うか・・。子供の立場としては気分は最悪になります。
僕の親もなんですけどね。転職するたびに色々と言ってきて、精神的に消耗してました。「もう少し頑張れ」「就職するなら○○が良い」とか。うるさいっちゅーの。
しかし、就活や転職の際に反対されるのは、あなた自身の対応が悪いからです。
なぜかというと、干渉的な親とはきっちり距離を取らないといけないから。
そのため
- 親が干渉してくるから就活+家でのストレスがキツイ
- 親を説得することができず転職が進まない
こういった方に向けて、最善策をまとめてみました。過干渉な親から、おかしい毒親までウザい親に悩まされている方は参考にして下さい。
子供の就職事情に口出しする親は間違いなく「毒親」である理由
前提ですが、子供の就職事情にあれこれ言ってくる親は「毒親」だと認識して下さい。なぜ毒親認識が必要なのかと言うと、子供の立場で親の言うことが正しいと思い込まなくなるからです。
無条件に「親の言うことだから聞かなくちゃ」とか「親が言うなら一理ある」と思ってる人が多いんですね。あなたの人生ですから、自分のことは自分で判断しましょう。
そのために、あえて親を毒親だと認識する必要があるのです。
就職する年齢になっても子離れできていない
僕の親もそうなのですが、20歳も過ぎた子供の行動にあれこれ言っていました。ふつうに考えたら、年齢的に何でも自分で決断して進めないといけない時期なのに。
つまり、就職の段階で子供に色々と言ってくる親というのは、子離れできていない可能性が非常に高い。20歳も過ぎていれば、子供の判断に任せないと逆におかしいのです。
しかし、世間的に「親は子供が何歳になっても心配するもの」とか言っちゃってる人が多いですよね。それによって、子供側も無意識に親のいうことを受け入れています。
少なくとも、このブログを読んでいる方には、子離れできていない親がいるなら、子供から離れてあげるべきと伝えたい。子離れできない親に振り回されて得する人は誰もいないわけですから。
子離れできない親=毒親というのは言い過ぎに思うかもしれませんが、結果的にあなたに悪影響を及ぼす毒であることは間違いありませんよ。
ストレスがかかる上にプレッシャーを与えてくる
毒親は、就職に対して口出しすることでストレスをかけてきます。さらにプレッシャーにもなるので、本当にいいことがありません。
僕も20代のころ、親は就職についてストレスをかけてきました。フリーターをしていたので、バイトでいいのか?とか。正社員で働けないのか?とか。
正社員になりにくい時代だからこそ、いちいちストレスになるわけです。その上、バイトのままだとヤバいというプレッシャーを与えてくるので、ウツにもなりますよねw
ちゃんとした親なら、アドバイスも的確なのが基本です。フリーターが世間的にバッシングされるならまだしも、身内にまで就職事情について叩かれていたらたまらないですよ。
「毒親だから見当はずれの就職論を言っている」くらいの感覚で距離をおけば、無駄に迷わされたりストレスを受けることが減ります。毒親の認識を持って関わりましょう。
親の意見によって就職にどれほど影響があるか理解していない
20代くらいだと、親の意見はまだ大きな影響力を持っています。少なくとも、みなさん親孝行をしたいとか、親を喜ばせたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、親のことは就職問題では一切考えない方がいいんですね。なぜなら、親の意向を汲み取ろうとすると、自分という軸がどんどんブレるから。
分かりやすい例だと「本当はやってみたい仕事があるけど、親が反対するからどうしよう」とか思う時ですね。こんなこと、普通は考えないと思うかもしれませんが実際にあります。
僕の勤める人材紹介の会社でも、紹介した仕事に対して「親が反対するので・・」と断られるケースがあるんですよね。それだけ、親の意見に振り回される人はいるわけです。
友人や先輩なら無視できても、「親」という存在が強すぎる。この影響力を、「子を心配しているから」という理由で無意識に使っている親は毒にしかならないと言えます。
どれだけ就活・転職に反対されても耳を貸してはいけない理由
親に反対されてしまうのは、ある意味で仕方がありません。反対しないでくれといって伝わる親なら、そもそもここを読む必要もないですからね(苦笑)
そのため、どれだけ反対されようとも、絶対に耳を貸してはいけない理由を述べておきます。
親世代の就職情報は古すぎて使い物にならない
どんな親でも、子供からすると(一応)人生の先輩になりますよね。そのため、親世代の仕事観や就職論を子供にアドバイスしようとします。
「先のことを考えて、安定した企業がいいぞ」とか「○○の仕事は給料が良いからやっておけ」とか。子供のためを思って、自分たちの経験からくる情報を伝えてくれます。
しかし、どこまで行っても親世代の情報まで。20代の就職事情に強いのは、あくまで先輩よりも現役で仕事を探している人たちなんですよ。
実際に親御さんの意見に対して「わかってないな」と思うことはありませんか?まさに、親世代の情報はすでに古すぎて、情報価値を失っているのです。
言うなれば、新種のゲーム機が発売されて楽しんでいる中、「本当に面白いのはファミコンだ」と無理やり勧められる感覚。だからこそ古い情報は、無視するのが一番ですw
親の期待に応えるという生き方からの脱却ができない(親離れ)
子離れできていない親に問題がある反面、親離れできていない子供にも問題があります。就職など人生を左右する場面で親を意識するのは、親の期待に応えたいという思いもあるからなんですね。
しかし、親の期待に応えていいのはせいぜい10代まで。学校の成績で良い点数を取るとか、親を喜ばせたい時期というのはありますからね。
もう大人です。そろそろ親離れして、自分の生き方を見つけないといつまでも親ありきの状態から脱却できなくなります。
仮に今、親のいうことを聞いて、親の言うとおりに就職先を選んだとしましょう。親のアドバイスを受け入れ転職したとしましょう。果たして、次に同じようなことがあったら受け入れずに自分で進めますか?
つまり親離れするというのは、いかに早い段階で行うかが重要です。親もつけあがるので、早い段階で「お前の言うことは聞かない」くらいのことを言ってあげた方がお互いのためですよ。
自分で決めることなのに親の考えを無意識に反映させがち
親が言っていることを聞き過ぎてしまうと、仮に自分で思っていなくても、無意識下で行動に反映され始めることがあります。
仮に、親があれこれ言ってくることがあり、絶縁したとしますよね。それでも、親の考えや価値観は子供に受け継がれている物なんですよ。
ちょっと嫌だなと思うことを直感的に感じたとしても、これまで生きて来た情報をまとめると我慢した方が良いなと判断していたり。
しかし、その情報源を辿って行くと、「親が言っていたから」など、親の考えが知らない間に影響を及ぼしていたりするわけです。
僕も親の影響は強く受けていたので、親に何も言われなくなった30代の今でも、親の感覚や考えは染みついていたりします。
耳を貸すなというのは、こういう状態にならないためにも必要なことであると経験から思います。
パターン別に見る就職に反対する親の説得法
よくある親からの反対パターンを、どのように説得すべきかまとめてみます。一番いいのは無視なのですが、説得しないと前に進めない立場の方もいるので参考にどうぞ。
親が大手病や地元志向といった安定ベースの考え方
まあ、親なので安定は求めてきますよね。何を好き好んで、我が子にいばらの道に進んで欲しいという親はいませんからw
「大手企業に入って欲しい」とか「地元に根付いた会社で働いた方が良い」とか。安定ベースで考え、親は強く子供に訴えかけてきます。
しかし、親に伝えるべきは「安定してずっと働ける会社なんて無い時代だ」ということを明確に伝えるべきです。親世代は、終身雇用や、ずっと同じところで働ける環境を意識してるんですね。
対策としては、「大企業でもリストラが続いている」、「安定のためにやりたい仕事をしない人生は寂しい」など子供が損をする可能性を訴えかけて下さい。
親の意見が何かと就職先に否定的である
何でもかんでも親が否定的になるというのはよくある話です。僕も人材紹介をしているので、色んな仕事を紹介するんですけどね。
親御さんと揉めながら就職先を決める20代前半くらいの方だと、どういう仕事を紹介しても理由をつけて否定されたりするんですよ(汗)
そこには、親御さんの絶対的な価値観で、「○〇の条件の揃った会社じゃないとダメだ」みたいなのがあったりします・・。言い方もありますが、僕なら次のように伝えますね。
「時代が変わったんだから、昔みたいに好条件が揃っている会社を探す方が難しい」と。否定的に言ってくる親には、「時代遅れだ!」とはっきり言ってあげる方が効果があるんですよ。
ただただ子供の就職を心配する親
過保護と言えばそれまでですが、ただ子供の就職を心配しているだけの親というのも存在します。何かを特別に主張してくるわけでもなく、子供をひたすら心配してしまう。
まあ、子供と言っても20歳を過ぎていると、根掘り葉掘り聞かれるだけストレスなので(汗)心配している親には、次のように説得しておけば十分です。
「もう成人しているんだし、子供を信じることも出来ないの?心配している姿を見ると、こっちが不安になる」と。
親御さんが心配していることで、子供が不安定になると気づいていないことはよくある話です。「ただ心配な人なんだな」と距離を置いて、軽く迷惑なことを伝えるだけでも違いますよ。
就活・転職に反対する親から干渉ストレスを浴びない方法3つ
親の干渉ストレスを浴びない方法は、ずばり気にしないことなのですが(苦笑)
具体的にどういう行動を取って、干渉ストレスやプレッシャーを避けるべきか。就活・転職を反対される場合に使って欲しい就活方法をまとめました。
そもそも親は就活事情をわかってくれないと割り切る
割り切りは大事で、「親は現代の就活事情を理解できない」と決めつけておく方が楽です。分かってくれないと思えば、説得も必要がなくなりますからね(笑)
親だから気持ち的に気になるところは理解できますが、それも含めてあなたの度量が試されるところ。「この親はわかってくれない」と割り切れば、無駄に消耗しなくて済みます。
「親子だから分かり合えるはず」という思い込みを捨てよ。ここがスタートラインですよ。
親の言動がすべての就職の妨害になっていると伝える
あまりにも親がうるさい場合は、不良にでもなりましょうw親の言動で就活のストレスが発生しているなら、その先にいいことはありませんからね。
「てめえのせいで就活ストレスになってるんだろうが!」とか。言っちゃっていいと思いますよ。
なまじ親の声に耳を傾けてきた子供ほど、嫌がっているそぶりを見せるのが苦手です。そのため、強めの言葉や口調で親に反発してしまうのがベスト。
妨害になっていると理解させると、説得と言うか・・もう気づいてもらえますから(笑)
就活や転職の邪魔になる間は一切報告しない
説得法と言えるのか微妙ですが、就活や転職活動の邪魔になると思う間は黙っておくべきです。あれこれ状況を報告するから、親御さんもあれこれ言ってくるんですよね。
就活でどうなっているか分からない状態だとして、そうなると何か言いたくても言いようがありません。つまり事後報告するつもりでいいのです。
どうせ何か言われるなら、すべて決まった後に言う。それだけで、少なくとも活動期間中の無駄なストレスは避けられるのでおすすめです。
【参考】親にあれこれ言わせない就職先の探し方は「人材エージェント」の活用にある
親にあれこれ言われたくないなら、就職先の探し方も考えるべきです。
もはや親を無視して突っ走ればいいのですが、それでもウルサイ親が出てきたら次の方法を参考にして対処してください。
ずばり、「人材エージェントで仕事を探す」です。
大手企業との取引のある求人サービスを利用する
人材エージェントであれば、良い人材を獲得するための求人掲載費が必要になります。ハローワークや安い折り込みチラシで求人する会社はこれが出来ません。
そのため、一定の基準を超えた大手企業や、有名な会社が見つかりやすくなります。こういったところで仕事を探せば、少なくとも変な会社に行く確率は下がります。
特に大手企業との取引があるかどうかは、求人サービスの魅力の1つになるのですぐに分かるはず。サイトなどを見て、大手求人の取り扱い実績があるかチェックしてみて下さい。
親世代は大手や有名企業をベースに考えているので、その手の求人が多いところで仕事を探すことには、文句を言いにくい傾向があります。
親を説得する材料が欲しければ教えてもらえる
相談をしながら人材エージェントでは仕事を探すので、もし親から色々と言われてうるさいなら、説得の材料を聞くことが可能です。
もちろん、親と関わらずに仕事を探せたらいちばんなのですがw
親を説得しながら就活に挑んでいる人も多いわけです。イマドキだと、会社側が親に説明する企業とかありますからね(汗)
人材エージェントの担当者に、親から言われたことをそのまま言う必要はありませんけどね。「○○が気になるのですが、どういう会社ですか?」と聞いてみると答えてくれますよ。
ストレスやプレッシャーの吐き口になってもらえる
人材アドバイザーの仕事は、仕事の紹介だけでなく、求職者の悩みや問題解決も含まれます。もうぶっちゃけてしまって、親への愚痴や不満を言ってみるのも一つの手。
実際に対策としてどうすればいいのか、話し相手になってくれますし、吐き出すことでストレス発散にもなるわけです。
一人で抱え込まない就活をするためにも、相談システムがしっかりしているところを選ぶといいですよ。
まとめ 毒親とは決別して自分の人生を歩め
就活にうるさい親は総じて毒親
この意識を掲げておくと、変に振り回されにくくなります。もう20歳も過ぎているなら、少なくとも自分の人生を歩んだ方が良いです。
親の言いなりになると、後になって後悔してしまうんですよね。
- 親の言うことを聞くんじゃなかった
- 自分のやりたいことを選べばこうはならなかった
過去に親や周りの意見を反映させて、結果的に失敗して悔やんだことはありませんか?僕は実際に何度もあるのですが、それは自分の人生を歩めていなかったからです。
うるさい親、過干渉な親は毒であると認識して、自分らしい人生を歩んで欲しいと思います。
もし相談相手がいなければ、仕事を探しつつ人材エージェントで悩みを吐き出し、抱え込まないようにされてみることをオススメして終わります。