介護職

介護職をやるなら底辺を抜け出せ【エリート介護で年収500万】

2018年10月15日

介護って底辺でしょ?

元介護スタッフの僕としては、こういう物の見方で介護を語られるのが不快です。ちょっと介護をかじって辞めた人や、そもそも働いた経験もない人が言いがちなんですよ。

僕も人材紹介の仕事をしているので、介護施設を紹介していると露骨に避ける人を見ていたりします。確かに僕も底辺だなと思ったこともあるので、現実として思われやすいことは認めます。

しかし、介護で底辺に落ちて行く人は、何も目的がないまま働いている傾向にあるだけ

つまり、目的を持って頑張れる人ならエリート介護職員としてやっていけるのです。具体的にいうと、介護職の中でエリートポジションを取れば年収500万円もふつうに貰える金額

もちろん職場環境も選べての話ですよ。そこで今回は

  • 介護は底辺だからやる価値がない
  • フリーターから年収500万円を稼げるならやってみたい

こういった考えのある方のみ、読み進めて頂ければと思います。底辺を抜け出し介護エリートになる方法も含めて解説させて頂きました。

介護が底辺職と言われる理由や要因

介護職がなぜ底辺職と言われるのか。理由や要因はもちろんあります。何もないのに言われることは無いですからね(汗)

中卒、高卒、中退者、フリーター、無資格者でも働ける

これは仕方がないのですが、「誰でもとりあえず採用してもらえる」という下地があるからです。中卒、高卒、中退など学歴不問ですし、フリーターも歓迎されています。

僕自身も無資格の状態で、エージェントに紹介されて介護を始めていますので。働き始めるためのハードルそのものが低いので、露骨に底辺だという人もいますね。

しかし、フリーターや職業訓練を受けられず仕事にあぶれた人の受け皿となっているので、僕自身は悪いことだと思いません

大事なのは、まずフリーターであろうと正社員として働ける環境が成立していることなのです。僕も26歳の時にIT業界から乗り換えたのですが、働ける場があったのは助かりました。

キツイ、汚い、給料安いの3kと言われ社会的地位が低い

これも仕事柄ですよね。介護に対して、楽だよ!キレイだよ!給料良いよ!なんて言ってたら嘘ですから(苦笑)

でもキツイのはどの仕事も同じですし、汚いとか給料が安くなりがちなのは、働く前からわかること。そのため、社会的地位も低く見られて当然かなとは思います。

ですが、介護は嫌な面にばかりフォーカスすべきではありません。物事には表裏があるので、良い面・悪い面を見て考えるべきというのが僕の考えです。

ダイレクトに利用者に感謝される喜びを感じられたり、社会福祉に貢献していることは無視できませんよね。僕は少なくとも、他の仕事では得られないメリットだと感じています

後述しますが、介護も極めて行けば、比較的楽にきれいな環境で、それなりの給料(年収500万程度)で働くことも可能なんですよ。

こんな介護施設で働くと底辺に落ちて行く

介護も底辺に落ちやすい環境があるんですね。「こんな介護施設は気をつけろ」というテーマでまとめておきます。

底辺と言われる裏には、職場環境の問題も多く含んでいるということです。

ブラック運営によって成立している介護現場

ブラック企業はどこにでもありますが、介護現場にもブラック施設は存在します。例えば、定時の範囲内で仕事が終わらないとか、働いている人たちの考えがブラックとか。

サビ残当たり前、始業開始時間よりも1時間前に出勤とか。こういった劣悪な環境で働いていると、やはり介護は底辺だと言われても仕方がないでしょう。

その代わり、就労場所を選ぶときは本気で探し、ブラック運営されている介護現場は避けなければいけません。ブラック経営&低賃金の場所にいても、そりゃ底辺に落ちるばかりです

僕は対策として、介護職に特化した介護求人エージェントで就活することをおすすめしています。「底辺な職場を選ぶあなたが悪い」とは誰も言ってくれないので、しっかり探しましょう。

ブラックな環境があることは社会的な問題です。しかし、ブラックな環境に入らない努力を行うのは労働者サイドの責任だとお伝えしておきます。

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やっている仕事内容ともらえる給料の相場が合ってない

介護の仕事も、色んな就業形態があるんですよ。そこで働く給料が、相場と大きく開きがあるなら注意すべきでしょう。僕もこれは気をつけないといけないと思っていることなので。

例えば、デイサービスなど日勤だけの仕事で終わるなら、そもそも給料が低いことは受け入れなければいけません。介護は基本的に施設などで夜勤をしながら稼ぐ方が効率的なのです。

逆に夜勤ありの老人保健施設などで、デイサービス並みの給料しかもらえないなら・・。それは給料の相場があっておらず、俗にいう「割に合わない仕事」をさせられているわけです

けっこういるんですが、求人案件などを見た瞬間に「ここに決めた」と他と比較しない人。調べない人は、知らない間に底辺労働の現場に追いやられているので僕は注意喚起したいですね

働いている当事者すらも恥ずかしい意識を持っている施設

介護の現場は、とにかく意識の格差が大きいです。とりあえず今日を働いてお金が貰えたらいい人と、少しでも資格取得や実技スキルを学ぼうとする人がいるのとでは学べるものが変わりますよね。

別に個人の働き方なので、とやかく言う必要もないのですが。せめて、資格取得して給料ベースを上げようと意識する人たちのところで働いた方がいいのです。

「資格なんか要らねえ、給料なんか上がらない」と諦めている人たちの現場は、どうしても意識がマイナスに引っ張られがち

逆に資格を取ったり、ケアマネを目指す人がいる場だと、どうやればお金が増えるのかを教わりやすいのです。最悪なところだと、働く当事者が介護を恥ずかしいと思っていたり・・。

上昇志向を持てとは言いませんが、頑張る気持ちは維持できる場所で働くべきと言えます。

底辺から抜け出すための介護業界での働き方

これから働きたい方や、すでに働いている方でも、底辺を抜け出す方法はふつうに存在します。介護=底辺と決めつけず、まずはやるべきことを進めて下さい。

いちばん不味いのは、底辺だからと諦めきっている人たちなんですよ。

派遣やパートといった非正規雇用の働き方は避ける

大前提ですが、派遣やパートなどの働き方はもう辞めるべきです。フリーター脱出のためには、どうしても正社員で働くことが前提になるんですね。

正社員で働くべき理由は、安定的な雇用形態で働けること、ボーナスがでること、社会保険など福利厚生の充実といくらでもメリットがあります

バイトのままだと、時給換算から進まないので、なかなか底辺から抜け出すことは難しい現状があります。

と言っても、フリーター状態そのものが底辺環境を作ることにも直結しているので、どの業種でも非正規は避けたいのです。

僕も20代前半は、フリーターでもそんなに周りと差が無かったので、早く気づけばよかったなと今では思うんですけどね(汗)

介護福祉士の資格を取り、底辺介護士(無資格)を脱出する

無資格で働いている人も多いので、そういった状態が続くとどうしても底辺介護士として働かされることになります。

当面の目標は、介護福祉士を目指すことが底辺脱出のセオリー。介護は資格社会なので、資格を取っている人は否応なしに手当を受け取ることができるんですね

実力社会ならそうもいかないのですが、これは介護業界を生き抜くためのポイントと言えます。

僕は介護以外の世界に興味を持って辞めていますが、続けるなら資格はもちろん狙っていました。

介護福祉士になるには、最低でも3年ほどの継続勤務が必要など条件があります。働きながら勉強するにはちょうどいい期間なので、フリーターから底辺脱出は十分可能と考えましょう。

参考文献 (介護福祉士受験資格:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター)

エリート介護職は年収500万を貰える事実を知る

ちなみに、「介護の世界で頑張っても稼げないんじゃないの?」という人がいるんですが、まさにこれが思い込みなんですね。

エリート介護職員を目指せば、たとえフリーターから始めたとしても年収500万が狙えるのです。ですが、介護は底辺と決めつけている人はこの事実を知りません。

そこには、無資格で始めたばかりで昇給が全くない介護現場で働くという知識しかないことが理由に挙げられます大丈夫、フリーターからでも勉強して年収500万円を目指せばいいだけ

下記で、フリーターからでも年収500万円を目指せる方法をまとめているので参考にして下さい。

【具体的】フリーターからでも介護で年収500万円を目指す方法

フリーターから介護を始めるに当たり、どのようにすれば年収500万円を狙えるのか。具体的に、行動していくための指針にして下さい。

「実務者研修」を取得する

絶対に取って下さい。「実務者研修」を取得する理由は、後述する介護福祉士の受験資格を得るためです。

介護社会は資格が無いと給料が伸びないことや、任される仕事も差が出てしまいます。これから高齢化社会を迎えて、さらに介護需要が高まることを考えれば取っておくべきですね。

「取らなくても働ける」と言いながら、そのまま放置しておいたのでは何も変わりません。底辺脱出のために、まずは実務者研修を取ると覚えておくといいですよ。

詳しくは介護求人を探す時に、エージェントなどを頼って聞くのがおすすめです。キャリアプランを練るので、むやみやたらに無資格で働く時間的ロスを避けられます。

現場で働きながら介護福祉士を取得する

実務者研修を終えて、かつ3年勤務すると介護福祉士の受験資格が得られます。(個々のケースにより変わるため公式サイトは確認してください)

「実務経験を積まなければいけない」というのが、介護資格の難しいところだとも言えます。約3年ほど働いて下積みする必要があるのですが、逆に言うと仕事に通えばいいだけです。簡単じゃないのですがw

その際に、仕事ができようができなかろうが、勤続日数で計算されるので自動的に続けた人の勝利が約束されます。

このシステムの良いところは、仮に職場を辞めて転職しても、次の職場に引き継がれるということ。1年しか働かなくても、他で2年働けば合算できます

「絶対に就職成功させて、継続しなければいけない」というプレッシャーは緩和されるメリットがあります。こういうところは、とても仕組みとして良いことですね。

興味のある介護への携わり方に進む(現場リーダー、ケアマネ、管理者など)

介護福祉士を取ったら、後はどういう方向に向かって働くかを決めるだけです。現場リーダーとして働く道もあれば、ケアマネージャーといった分野で働くことも可能。

施設の管理職を目指す人もいるなど、人によって進む道は変わるので働きながら考えても十分間に合います。

年収500万に到達するのは、例えばケアマネで月収30万(年収360万)とボーナス3ヵ月分を年2回足せば、500万円を突破するという仕組みになります

そんなに上手く行くの?と思う人もいるかもしれませんが、地域差だけ注意が必要なんですね。(都会で稼ぐことを前提にしますが、地方だとマイナス100万円くらいを想定)

資格取得して、介護現場で経験を積む。愚直に頑張る道なのでしんどいと思うかもしれませんが、僕はフリーターから始められるというメリットに注目して紹介させて頂いています。

まとめ まずは介護福祉士を目指せるよう、良質な介護現場で頑張るべき

フリーターや無資格者の方が介護を始める場合、ひとまず目指すべきは介護福祉士です。その先まで考えるとしんどいと思いますが、これからやってくる高齢化社会があります。

介護分野の仕事がなくなることはありえませんし、むしろ若い人口減少が起こり人が必要になるんですね。働き手が減る=高い給料を払ってでも働いて欲しいという動きが生まれます

その際に、介護福祉士として経験があり、若手に指導できる立場にあれば・・。おのずと給料システムの中でも上位に行けるわけです。

かいご畑などは、介護福祉士に向かうために必要な資格サポートを、無料で行ってくれています。もし無資格から介護を始めたい方は、利用されてみることもおすすめして終わります。

かいご畑(介護エージェント)

  • 無資格、未経験者といった初心者利用が多い
  • 介護資格を0円で取得できるサポート付き
  • 専任コーディネーターも介護資格を持つ

対応地域

東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、茨城、大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良、和歌山、愛知、岐阜、静岡、三重、広島、山口、福岡、佐賀、北海道、宮城、新潟、石川、岡山、山梨

かいご畑は、無資格・未経験者の味方です。例えば介護資格の取得には、初任者研修(旧ヘルパー2級)といった初心者向けの資格でもそれなりにお金がかかります。

一般的に安くても6万円以上はするのですが、かいご畑を通して働くと、無料で受けられるようになります。なぜこのような取り組みがあるのかというと、人材育成に力を入れているため。

資格無しでも働けるのですが、介護業界は資格社会なので、継続的に働く予定であれば資格取得は必須になります。その際に、金銭的に負担をしてくれるのであれば楽になりますよね。

かいご畑は担当アドバイザーも介護資格を保持しており、元々介護業界で働いていた方が集まっています。そのため無資格・未経験のフリーターの立場も理解してくれる存在で理解力は高いです。

対応地域は広いのですが、一部地域には展開されていないので、お住まいから通える範囲だと思えば利用されてみるといいですよ。全国対応で無いのが惜しい!w

 

ジョブメドレー(担当キャリアサポート求人)

  • 検索システムでもキャリアサポート対応済み
  • お祝い金制度により入職時にボーナスあり
  • 日本全国対応

対応地域

日本全国

ジョブメドレーは検索によって求人を探すことになりますが、キャリアサポートにも対応しています。エージェントと違う相談スタイルは、LINEを利用する点。

都市部に集中している介護求人サイトも多いため、地方になると利用できない方もいます。そういった際に、LINEで相談できるのは魅力の一つではないでしょうか。

求人数も多く全国で20万件を用意してあることから、仕事の見つけやすさにも定評があるんですよね。利用満足度の高さは94%のユーザーが体感しているデータもあります。

その他、入職した際にはお祝い金(※申請の必要アリ)なども貰えるため、祝い金がないよりはある方が就活のモチベーションも高まります。

注意点は、初任者研修資格(旧ヘルパー2級)くらいは持っておくべきところです。検索で見つけるため、どうしてもエージェントよりは個々の能力で押さないといけない場面も多くなると考えておきましょう。

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